協会長ご挨拶

協会長ご挨拶

2017-02-08

一般社団法人日本言語聴覚士協会 第18回日本言語聴覚学会の開催にあたって

この度、第18回日本言語聴覚学会が鳥取県言語聴覚士会会長の竹内茂伸先生を学会長として、島根県松江市のくにびきメッセで開催されますことを心よりお慶び申し上げます。今回は、鳥取県言語聴覚士会と島根県言語聴覚士会が合同で開催されますが、両県は山陰言語聴覚士協会としてこれまで長い協力関係の中で活動されてこられました。今回の本学会開催もこのような流れの中で、両県の県士会会員の皆様の共同の力で準備並びに運営に当たられますことに対して、協会会員を代表して厚く御礼申し上げます。
今回の学会は「地域に開かれた、地域に愛される、地域に信頼される言語聴覚士になる。 ~地域包括ケアに求められる言語聴覚士の役割~」をメインテーマとして開催されます。日本は急速な少子高齢社会の到来に備え、「施設から地域へ」、「医療から介護へ」というコンセプトで医療介護機能の再編と地域包括ケアシステムの構築に向けて歩みを進めています。今回のテーマは、日本の現状を考えますと誠に時宜にかなったものです。同時改定を迎えるにあたっての厚生労働省よりの特別講演、地域包括ケアに求められる言語聴覚士の役割に関するシンポジウムなどの企画は、参加者の業務あるいは都道府県士会の活動に大きな示唆を与えるものと思います。
さらに、他の企画も竹田契一先生の特別講演、各領域に関する9題の教育講演、医科歯科連携に関するシンポジウム、そして市民公開講座と盛り沢山の内容となっています。竹田契一先生は、本邦における言語聴覚療法の開拓者のお一人であり、長く後進の育成に携われました。先生のお話は多くの若い言語聴覚士にとって大変有益なものであり、大変楽しみに致しております。また、大田仁史先生をはじめ3名の先生方による市民公開講座は、島根県の方々に言語聴覚士の関連する分野についての理解を深める企画であり、意義深いものです。多くの会員が松江に集まり、本学会で多くのことを学び、議論し、社会に貢献する重要性を確認し、地域での活動に参加されますことを期待します。
最後になりましたが、第18回日本言語聴覚学会の盛会を祈念いたします。

協会長ご挨拶
一般社団法人日本言語聴覚士協会
会長 深浦順一