プログラム

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2017-06-20

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※抄録の公開は5月中旬以降を予定しており、現在非公開となります。

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シンポジウム

  • 日時
    平成29年6月23日(金)

1.「地域包括ケアに求められる言語聴覚士の役割」

  • シンポジスト
    公益社団法人日本理学療法士協会 半田一登会長
    一般社団法人日本作業療法士協会 中村春基会長
    一般社団法人日本言語聴覚士協会 深浦順一会長
    一般社団法人 全国デイ・ケア協会 斉藤正身会長
  • 座長
    一般社団法人山陰言語聴覚士協会 会長・鳥取県言語聴覚士会 会長/
    社会福祉法人こうほうえん 錦海リハビリテーション病院 副院長 竹内茂伸
    一般社団法人山陰言語聴覚士協会 島根県言語聴覚士会 会長/
    学校法人大阪滋慶学園 出雲医療看護専門学校言語聴覚士学科 学科長 門脇康浩

2.「最後まで口から食べたい。
その思いに応えられる医科歯科連携とは
-言語聴覚士の活躍の場を求めて-」

  • シンポジスト
    加藤歯科医院 院長 加藤武彦先生
    一般社団法人是真会 長崎リハビリテーション病院 理事長 栗原正紀先生
    社会医療法人敬和会大分東部病院リハビリテーション部 部長 言語聴覚士 森淳一先生
    社会福祉法人こうほうえん 錦海リハビリテーション病院 主任 言語聴覚士 岩田久義
  • 座長
    あい・あだちデンタルクリニック 院長 足立融先生
    一般社団法人山陰言語聴覚士協会 会長・鳥取県言語聴覚士会 会長/
    社会福祉法人こうほうえん 錦海リハビリテーション病院 副院長 竹内茂伸

特別講演

以下の特別講演を予定しております。

「日本における失語症リハビリテーション創成期の流れと
標準失語症検査(SLTA)作成経緯について」

大阪医科大学LDセンター 顧問 竹田契一先生
略歴詳細はこちら(PDF)

  • 日時
    平成29年6月23日(金) 9:00~10:00 (予定)
  • 座長
    千里リハビリテーション病院 顧問 熊倉勇美先生
    一般社団法人山陰言語聴覚士協会 会長・鳥取県言語聴覚士会 会長/
    社会福祉法人こうほうえん 錦海リハビリテーション病院 副院長 竹内茂伸
講演内容 :
※枠の中をスクロールすると、続きが読めます。

1.失語症リハビリの始まりわが国で失語症リハビリテ−ションが本格的に始まるきっかけを作ったのは、Martha Taylor Sarno女史であると思う。1964年長野県の鹿教湯温泉療養所に来られ、個別指導の訓練室、教材、セラピストの養成などについて意見をいただき、効果的な練習用機器としてlanguage masterを紹介され、日本で最初にこの機器を購入したのも鹿教湯温泉療養所である。 2.STの養成プログラム開始 将来のSTの国家資格制度を見据え、1966年日本で最初のスピ−チセラピストの養成プログラムが開始された。4大卒1年課程、定員30名。日本ベル福祉協会の言語障害部門が主体となり3年間で80名の卒業生を輩出。終了後には全国の病院、施設に就職した。3.失語症コンピュータ研究会と新しい検査法の開発1965年、因子分析による失語症解析の勉強会の東京大学の高橋晄正氏を講師として迎え約10人の有志によって行った。「シュールー笹沼失語症簡易検査」を80例の失語症患者に試行後因子分析を行い、1967年日本リハ医学会総会において発表し、本格的な失語症検査法の開発が始まった。4.韮山コンファレンス(その後日本失語症学会へと発展) 1969年夏より毎年失語症検査法作成に向けての研究会が伊豆韮山で開かれた。 全国共通の失語症鑑別診断検査の作成を目標に、海外の失語症検査約50種を下位項目別に分類した。また臨床家の目を重視し、喚語困難などの失語症状をsensitiveに捉えるに有効と思われる項目を採用した。まずは、失語症コンピュタ研究会より受け継いだ80症例のデ−タの因子分析結果を踏まえ、現在のSLTAの原型となるSLTA試案I,IIを作成し1974年に5つのモダリティ、26の下位項目の検査法が完成。SLTAは、多くの研究者、多数の病院の全面的な協力により完成した学際的な検査法である。

「介護保険をめぐる最近の動き―地域包括ケアに求められる言語聴覚士の役割―」

厚生労働省 老健局長 蒲原基道 様
略歴詳細はこちら(PDF)

  • 日時
    平成29年6月24日(土) 9:00~10:00(予定)
  • 座長
    一般社団法人日本言語聴覚士協会 会長 深浦順一先生

招待講演

  • 日時
    平成29年6月23日(金) 10:10~11:40

Reminiscing: Alternative Therapy for Dementia
(回想:認知症への代替療法)

ミネソタ大学ドゥルース校
コミュニケーション科学・コミュニケーション障害学部学部長
教授 マーク・ミズコ博士
略歴詳細はこちら(PDF)

座長 : 飯干紀代子先生 (志學館大学人間関係学部 教授)
講演内容 :
※枠の中をスクロールすると、続きが読めます。

認知症の高い有病率にともない、患者の日常生活や介護者・患者の家族へ影響をもたらし、患者の人生へ深刻な混乱を引き起こす認知症のケアへの関心が高まっている。それらの諸事項の質を改善する取組において、ウェルビーイング(幸福)を促進する為の代替療法の活用に注目が集まっている。代替療法は伝統的な医療行為を取って代わるものではなく、認知症を治療するものでもない。むしろ代替療法は症状を抑え、全体的なウェルビーイング(幸福)と生活の質を向上させるものである。(Ernst, 2000)回想療法、音楽療法等は代替療法の例である。回想療法はかつての思い出を共有し話し合ったり、思い出の一部としての感情や気持ちを再び取り戻したりすることを含む。回想は、脳内の損傷のない領域に宿る記憶に到達する事を含む。回想活動は、楽しくて、リラクッスして行う事をその主眼とするべきである。代替感覚チャンネル(視覚、聴覚、嗅覚、触覚)は、ポジティブな記憶を呼び起こす為に用いられたり、また、発話困難な認知症患者にも用いられたりすることもできうる。回想は、家族にとっても、友人にとっても認知症患者と簡単に交流する手法である。なぜなら認知症患者の家族や友人が、患者の写真を用意したり、過去の出来事を一緒に思い出したりする事によって、患者の喜びを増し、より深く関わることが出来るからである。認知症の高い有病率と平均寿命の延びにより、認知症患者の家族がそのケアにあたることは世界共通の事となっている。この発表では認知症患者への回想療法の使用と利点について議論する。回想の使用は、日常生活での危機に対応する一般的な形式であるネガティブな情動行動(交感神経自律神経系によって抑制された興奮、嫌悪感、恐怖、闘争逃走反応)を最小限に抑える事に焦点を当てている。回想療法の目的は、遊び、楽しさ、ユーモア、副交感神経系に関連したポジティブな情動行動を引き出す事である。